乳児肥厚性幽門狭窄症(にゅうじひこうせいゆうもんきょうさくしょう)

乳児肥厚性幽門狭窄症とは、胃から十二指腸への出口である幽門が狭くなる先天性の病気です。

乳児肥厚性幽門狭窄症(にゅうじひこうせいゆうもんきょうさくしょう)

乳児肥厚性幽門狭窄症とは、胃から十二指腸への出口である幽門が狭くなる先天性の病気です。1万人に5~7人の割合で発生し、男児に多くみられます。

乳児肥厚性幽門狭窄症の症状

乳児肥厚性幽門狭窄症の症状としては、生後2~3週から、哺乳のたびに嘔吐を繰り返すようになります。はじめは元気で食欲もあり溢乳程度ですが、しだいに乳汁や胃液を噴水状に吐くようになります。

激しい嘔吐が続くと、栄養状態が悪くなって排便回数が減少し、体重も減少します。やがて、皮膚に張りがなく、目はくぼんで唇が乾き、尿の回数や量が減少します。これは脱水状態の始まりで、放置すると電解質のバランスが崩れ、ぐったりとなります。

乳児肥厚性幽門狭窄症の原因

乳児肥厚性幽門狭窄症の原因は、幽門部をとりまく輪状筋という筋肉が異常に厚くなって、胃の出口が狭くなるために起こります。

乳児肥厚性幽門狭窄症の合併症

乳児肥厚性幽門狭窄症の合併症としては、胃拡張を発症することがあります。

乳児肥厚性幽門狭窄症の検査

乳児肥厚性幽門狭窄症の検査は、触診によって幽門部あたりにしこりがあるかどうかを調べます。造影X線検査や内視鏡検査で確認できますが、乳児にとって最も負担の少ない超音波検査で十分診断が可能です。

乳児肥厚性幽門狭窄症の治療

乳児肥厚性幽門狭窄症の治療としては、まずはじめに、輸液療法により脱水症の治療が行なわれます。栄養状態が悪い場合は、その治療も必要になります。

幽門狭窄の治療としては、薬物療法と乳汁の投与方法の工夫を組み合わせた内科的治療と、肥厚した幽門部の筋組織を粘膜近くまで切開する手術療法があります。最近では、開腹しないですむ内視鏡による手術も行なわれるようになっています。

授乳前、授乳中は十分にゲップをさせます。授乳後ゲップをさせたら、タオルや座ぶとんなどで支え、上体を30~45°高くして横向きに寝かせます。

嘔吐が激しい場合は授乳は中止されることが多いのですが、嘔吐による窒息には十分な注意が必要です。

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