乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)

腸管内にガスがたまって腹が張ったり、おなかがごろごろなる腹鳴、嘔吐、下痢、腹痛などが起こります。

乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)乳糖分解酵素欠損症

乳糖不耐症とは、母乳や育児用粉乳、牛乳などに含まれている乳糖は、小腸粘膜の表面にある乳糖分解酵素によりグルコースとガラクトースに分解され、腸管壁から吸収されます。この分解酵素が働かなくなって、下痢などの症状があらわれるのが乳糖不耐症です。

乳糖不耐症の症状

乳糖不耐症の症状は、乳糖分解酵素の働きが低下すると、乳糖は分解されずに大腸に移行して発酵します。その結果、腸管内にガスがたまって腹が張ったり、おなかがごろごろなる腹鳴、嘔吐、下痢、腹痛などが起こります。乳児では体重が順調にふえなくなることもあります。

乳糖不耐症の原因

乳糖不耐症の原因としては、まれに、生まれつき乳糖分解酵素が欠落していたり、働きが悪い場合もあります。

しかし、乳幼児では、ウイルス性胃腸炎など急性の下痢症に引き続いて起こることが多いものです。小腸の粘膜の表面が傷つき、乳糖分解酵素の働きが低下するためで、この状態で母乳やミルクを飲んでも乳糖が分解できないため、下痢が起こります。

また、乳糖の摂取量が減少するにつれ、乳糖分解酵素の働きも低下する傾向があります。日本では、乳幼児期に乳糖不耐症を起こしたことがないのに、小学生以上の年齢に達すると6~7人に1人の割合で乳糖分解酵素の働きが低下するとされています。

乳糖不耐症の治療

乳糖不耐症の治療は、乳糖が含まれている乳汁や食品をとらないようにするか、あらかじめ乳糖分解酵素を入れた乳汁を飲ませます。

乳糖を含まない無乳糖乳や、乳糖の大部分を分解ずみの牛乳が市販されているので、利用するとよいでしょう。

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