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気管支炎(きかんしえん)
病名:気管支炎(きかんしえん)
初診に適した科: 小児科
気管支炎とは一般的には、気管や気管支の粘膜に、病原微生物の感染などが原因で炎症が起こる病気をいいます。
ただし、少児は気管支がもtもと細いため、炎症が起きていない場合でも気管支の症状がでることがあります。そのため、子どもの呼吸器疾患で、気管支内腔が狭くなったり、気管支内腔に分泌物がたまっている症状、その兆候を示す症状があらわれた場合も気管支炎と呼んでいます。
また5歳以下の低年齢の子どもが、呼吸のたびにゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴を起こし、しかも呼吸困難が軽く、重症にならない場合を総称してぜんそく性気管支炎、またはぜんそく様気管支炎と呼びます。
気管支炎の原因
気管支炎の原因である炎症は、かぜ症候群と同様、ウイルス、細菌、マイコプラズマなどの病原微生物の感染によって起こります。又気管支ぜんそくと同様に、アレルギー、物理的刺激、精神的な素因が原因となる場合もあるようです。
気管支炎の症状
気管支炎の症状は、せき、呼吸のさいのゼーゼーという喘鳴、たんが必ずあらわれます。初めの内は乾いたせきが出ますが、やがて湿ったせきになり、たんがからまるようになります。これらは、気管支内腔が狭くなったり、気管支内腔に分泌物がたまっているために起こる症状です。
又炎症が強くなると、発熱、倦怠感、不安感なども起こります。
少児の場合には気管支の炎症は必ず呼吸困難をともないます。したがって、せき、喘鳴、たんが起きた場合、呼吸困難があるかどうかを確かめることが大切です。ひどくぐったりしたり、顔色が悪い場合は、すぐ病院に連れていく必要があります。
気管支炎の検査・診断
気管支炎の検査・診断については、胸部X線撮影を行ないます。また炎症の程度やアレルギーの有無を調べるため、血液検査も行ないます。
気管支炎の治療
気管支炎の治療は、それぞれの症状に応じ、せきを鎮める鎮咳剤、気管支拡張剤、たんを出しやすくする去痰剤などを用います。炎症の程度が激しく、二次感染が疑われる場合などは、抗生物質を使います。また熱がでた場合は解熱剤を用いることもあります。
呼吸困難があり、苦しくて眠れないといった状態の時には入院が必要になります。
市販のせき止め薬や、鼻水を出なくする薬(抗ヒスタミン剤)などは、できるだけ服用を避けましょう。
気管支炎の子どもの近くで、たばこ、殺虫剤、香水など、のどを刺激するものを用いないよう注意してください。
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