骨肉腫(こつにくしゅ)

命にかかわる重大な病気で、その発生はまれで、7~10歳代に多く発生します。

骨肉腫(こつにくしゅ)

子どもの骨の原発性悪性腫瘍の大半を占めているのが骨肉腫です。命にかかわる重大な病気ですが、その発生はまれで、7~10歳代に多く発生します。骨肉腫の70%は大腿骨の下端や脛骨の上端に発生します。また、肩の近くの上腕骨に発生することもあります。

骨肉腫の治癒率は向上しており、約60%の患者は治癒しています。

骨肉腫の症状

骨肉腫の症状については、初期には運動などのあと、時々痛みを感じる以外、自覚症状はありません。しかも、この痛みは安静にしていれば消えてしまい、運動からくる痛みと誤解されがちです。症状が進むとこの痛みは増し、安静にしていても痛みを感じるようになり、腫瘍部がはれて熱をもつようになります。この前後から、関節が曲がりにくい、骨折をしやすいなどの異状があらわれます。

骨肉腫の検査

骨肉腫の検査については、まず、骨の変化を知るためにX線検査が行なわれます。骨肉腫が発生していると、骨の破壊、骨皮質の破壊、骨の一部が針のようにとがっている針状骨が見られます。骨肉腫の疑いがある場合は、血液検査、血管造影法、X線CT検査などや、肺への転移の有無を調べる胸部X線検査を行ないます。最終的には腫瘍の一部を採取し、組織検査で確定します。

骨肉腫の治療

骨肉腫の治療は、手術と化学療法が中心で、放射線治療は手術が不可能な場合に限られます。腫瘍が比較的小さい場合は、病巣部を広範囲に切除し、人工関節や置換術や骨移植を行ないます。しかし、腫瘍が大きい場合は、生命を守るためにやむをえず、切断することもあります。

子どもが悲観的にならないよう、家族の支えが大切です。

骨肉腫の予防

骨肉腫の予防については、手術後、肺やほかの臓器への転移予防のため、1~2年はくり返し化学療法が行なわれます。これは副作用が強く、痛みをともないますが、徹底した治療を受ける必要があります。

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