急性脳症(きゅうせいのうしょう)

急性脳症とは、一般に、急激に起こる中枢神経障害を指します。

急性脳症(きゅうせいのうしょう)

急性脳症とは、一般に、急激に起こる中枢神経障害を指します。ひきつけ、けいれん、意識障害、まひを示し、ウイルス感染などに引き続いて脳のむくみ(浮腫)のために起こります。重症の場合は昏睡状態になり、死亡することも少なくありません。死亡率は30%と高く、早期に適切な治療を行なわなければ、意識障害などの後遺症が残ることもあります。

急性脳症の症状

急性脳症の症状は、嘔吐、けいれん、意識障害、呼吸まひなどがみられます。発熱はありませんが、重度の意識障害、昏睡状態におちいることもあります。脳内には明らかな脳浮腫が認められ、脳が頭蓋骨に押しつけられ圧迫を受けています。このため頭蓋骨前部のすきま(大泉門)のあいている乳幼児はその部分がかたく膨らみます。

急性脳症の原因

急性脳症の原因は、かぜなどのウイルス感染に引き続いて起こるケースがもっとも多く、先天性代謝異常、薬物中毒、一酸化炭素中毒、低酸素などが原因になることもあります。

急性脳症の検査

急性脳症の検査は、風邪や下痢などの後に嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状がみられた場合は脳症の疑いがあります。脳浮腫の状況はX線CTで検査できます。

急性脳症の治療

急性脳症の治療は、設備の整った病院で一刻も早く治療を受ける必要があります。脳のむくみをとるため、脳内血管の二酸化炭素濃度を下げることや、副腎皮質ホルモン(ステロイド)剤、利尿剤の投与が行なわれます。

急性脳症の関記事・トピック

現在、急性脳症に関連する記事やトピックはありません。

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