大腸ポリポーシス症候群(ぽりぽーしすしょうこうぐん)
大腸ポリポーシス症候群(ぽりぽーしすしょうこうぐん)
大腸ポリポーシス症候群とは、大腸の粘膜に多数のポリープ(キノコ状の隆起性病変)ができる病気の総称です。遺伝する病気が多く、胃・十二指腸にも多数のポリープを合併し、病気によっては全身の特徴的な症状をともないます。
家族性大腸ポリポーシス、ガードナー症候群などの腺腫性、若年性大腸ポリポーシス、ポイツ-イェガース症候群などの過誤腫性(組織奇形のひとつで、組織構成成分の混合異常による腫瘍)、潰瘍性大腸炎、リンパ性ポリポーシスなどの炎症性などに分類されます。
大腸ポリポーシス症候群の症状
大腸ポリポーシス症候群の症状については、初期症状はあまりありませんが、下血や血便、下痢、腹痛などが起こることがあります。この大腸ポリポーシスの症状に加えて、病気によって骨腫瘍や先天性奇形などの特徴的症状をともないます。
大腸ポリポーシス症候群の原因
大腸ポリポーシス症候群の原因は、はっきりわかっていませんが、遺伝が関係しているとされています。
遺伝性が認められている家族性大腸ポリポーシスは、高頻度で大腸がんが発生することが知られています。家族にこの病気の人がいる場合は、早めに受診してください。
大腸ポリポーシス症候群の合併症
大腸ポリポーシス症候群の合併症は、一部のポリポーシスは、高頻度で大腸がんを合併することが知られています。
大腸ポリポーシス症候群の検査
大腸ポリポーシス症候群の検査としては、腸のX線造影や内視鏡検査が行なわれます。
家族歴や、からだの他の部位の特徴的な症状の有無、内視鏡で得られた病理組織検査の結果を総合して、どの症候群かを診断します。
大腸ポリポーシス症候群の治療
大腸ポリポーシス症候群の治療は、ポリープは多数なので、内視鏡による切除(内視鏡的ポリペクトミー)はほとんど不可能です。がん化する危険率が高いとされている症候群の場合は、手術で大腸を切除します。
大腸ポリポーシス症候群の予防
大腸ポリポーシス症候群の予防は、ほかの部位にも発生しやすいので、治療後も医師からの指示に従って、定期検診を欠かさず受けることが大切です。
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