アルツハイマーの症状の段階を知ることが重要です。
アルツハイマーの症状にその進行状況に応じて4段階があると言われています。
- 軽度認知障害(アルツハイマーの前触れ)
- アルツハイマー第一期 (健忘期)
- アルツハイマー第二期 (混乱期)
- アルツハイマー第三期 (臥床期)
軽度認知障害(アルツハイマーの前触れ)
知的能力の低下が始める数年前から、頑固になる、自己中心的になる、情緒不安定、精神的不安、抑うつ、睡眠障害、幻視妄想などの軽度の人格変化が起こります。軽い物忘れがありますが、金銭の計算や車の運転など日常生活に支障がないため気づきにくいのです。
この時期に、異変に気づき病院で検査することがもっとも効果的です。
アルツハイマー第一期
健忘期と言われるアルツハイマー症状段階です。
健忘症状、空間的見当識障害により道によく迷う、多動行動、徘徊行動などが認められます。大脳皮質の全般の機能が低下し始める時期のために、単なる物忘れの度を越え始める時期でもあります。
この時期に、周りの人もアルツハイマー患者の異変に気づきます。
アルツハイマー第二期
混乱期と言われるアルツハイマー症状段階です。
大脳皮質の萎縮が進行して初期の症状がさらに進行していきます、この時期は簡単な会話ができなくなります。
高度の知的障害、失語、失行(方法はわかるのにできない、服の着方は知っているのに着ることができないなど)、失認(目では見えているのに、見えていると認識できない)が現れます。
スムーズな体の動きが取れない錐体外路症状の現れます、症状が似ていることからパーキンソン病と間違われることもあります。
アルツハイマー第三期
臥床(がしょう)期と言われるアルツハイマー症状段階です。
この段階になると、高度な痴呆を発症し、寝たきりとなります。しばしば失禁、拒食、過食、反復運動、けいれんなどが起こり、ことばも完全に失われます。身の回りのことがほとんどできなくなるので、日常生活を送るためには介護が必要となります。
高齢化にともないアルツハイマー患者の介護が大きな社会問題となっています。
アルツハイマーと診断されてから2年から5年で別の感染症などにより死亡するケースが多いといわれていますので、初期段階で適切な治療を受けることは、アルツハイマー患者にもあなたの家族にも重要なことなのです。
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