胃下垂症(いかすいしょう)

胃下垂症の症状は、胃下垂だけなら胃の機能は正常で、ほとんどの場合、無症状です。

胃下垂症(いかすいしょう)

胃下垂症とは、胃の上端の位置は正常でも、胃の下端が骨盤の位置まで垂れ下がっている状態をいい、症状がないかぎり病気ではありません。やせ型の人、妊娠・分娩をくり返して腹壁のゆるんだ女性に多くみられます。

胃下垂症の症状

胃下垂症の症状は、胃下垂だけなら胃の機能は正常で、ほとんどの場合、無症状です。胃のもたれ、鈍痛、重圧感、膨満感、食欲不振、便秘などがみられる場合は、胃アトニーや胃炎をともなっていると考えられます。また、精神的ストレスが誘因となることもあります。

胃下垂症の原因

胃下垂症の原因は、内臓を固定する靱帯[じんたい]が体質的に弱いためと考えられています。腹腔内の諸臓器が垂れ下がる内臓下垂症の部分症状として起こることが多く、胃下垂症の人は同時にほかの臓器の下垂をともなう場合が多いものです。

胃下垂症の合併症

胃下垂症の合併症は、胃アトニーや胃炎を合併するケースが多くみられます。

胃下垂症の検査

胃下垂症の検査は、X線検査で胃の位置、胃のぜん動運動の状態から診断されます。

胃下垂症の治療

胃下垂症の治療は、とくに症状がなければ、治療の必要はありません。症状がある場合は、胃下垂バンドや腹帯で腹部を固定したり、薬物療法としては胃の緊張を高めたり、ぜん動運動を活発にする内服薬が用いられることがあります。

食事は、栄養価が高く消化のよいものを、胃に負担をかけないように何回かに分け、よくかんで食べます。

胃下垂症は、ストレスが誘因となって症状があらわれることもあるので、暴飲暴食を避け、規則正しい生活をすることが大切です。腹壁の筋肉を鍛えるために腹筋や適度な全身運動をするのもよいでしょう。

胃アトニーを合併している人は、食後30分ほど右側を下にして横になると、胃の中の食物が腸に排出しやすくなり、症状もおさまりやすいものです。

また、検診などで胃下垂と診断されてから、胃の症状を訴えるようになるケースがよくみられます。胃下垂自体は病気ではないので、気にしないことです。

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